すばらしきせかい

だいすきなひとを応援するだけの日々

とある夏の出来事。

 

菊池風磨少年(12歳)は死にました。

 

やりたかったことも出来ず、後悔ばっかりで。

遊び盛りの、夏休みに入ったばかりの頃の話でした。

 

あれから10年経った風磨少年は、

 

 

その後悔を払拭すべく、

 

1日だけ、

 

10年後の、つまり、22歳の姿で、

 

この世界に戻ってくるのです。

 

 

何の話かって?

先日TDCで行われたsummer paradise

"風 is I?"

の話です。

 

STAGE魂でおちて、

 

はじめて、

 

好きになってから入った現場。

 

過去のサマパラDVD見て気持ちを高めて

 

かっこいい風磨くんも可愛い風磨くんも

たくさん見れたらいいなぁ~~なんて。

 

どきどきしてご飯も喉を通らなくて、

あれ?恋?(笑)とかふざけてた。

 

終ったらロスって生きていけないよ~~

なんて夢の世界へ想いを馳せて。

 

暗転。号泣。

 

ああ、久しぶりに現場で

こんなに泣いたなってくらい泣きました。

 

そんな好きになって
はじめて会ったアイドル:菊池風磨くん

 

私はセトリを見て予習をしていく派なので、
まあ今回も予習していったんだけど。

 

一つだけ、私がどうしても
心に引っかかっていることがあって。

 

でも、そうとは限らないから。

 

言い聞かせて、TDCに向かったんだった。

 

いざはじまって、

山下くん、仁くんの曲を歌っていく風磨くん。

 

 

ああ、わたしの心に引っかかっていたこと。

 

それは、風磨くんが山下くんと仁くんの影を
持ちすぎているということ。

 

風磨くんは強火櫻井担で有名で、
兄貴って呼んで慕ってるのは有名な話。

 

 

私だって15年櫻井担やってきてるんだから、
思考とか完全に翔ちゃんの影響受けてるし、
ジャニーズというものを
痛いほどわかってると思ってる。

 


(実際翔ちゃんのソロ曲2曲やって、太陽の世界でもがっちりラップ歌ってくれちゃって、自分のソロコンなのに本編もアンコールも嵐の曲で締めくくっちゃうなんて、しかもすばらしき世界を歌ってくれちゃうなんて、本当にどこまで強火櫻井担改め強火嵐担だよ...最高でしかない.....と思ってる私もいる。)


でも、それでもいつか、
グループを抜けて、
アイドルを捨てて、
自分の選択で、
遠いところに行ってしまうんじゃないかって。

こればっかりがよぎるの。

 

 

去年のサマパラで、
SexyZoneになることが夢だと話した、

 

今年のSTAGE魂で、
ついてこいと話した、

 

風磨くんがいるのもわかってるのに。

 

そんなことを想いながら、

 

ストーリーに飲み込まれて、

 

公演を終えて。

 

 

たった2時間弱。

短い時間だった。

 

 

でもね、その2時間、

私は大切な瞬間を見た気がしたの。

 

今回のバックはSixTONES

 

セクガル歴は数ヶ月でも
一応ジャニオタ歴は15年くらいあるから、

 

もちろん、B.I.Shadowの存在も知っていて。

 

SixTONESには、北斗くんと高地くん。

 

今日

彼らは何を考えて、

何を想って、

同じステージに笑顔で立っているのか。

 

 

バックにストを選んだ風磨くんが

成し遂げたかったことってなんだろう。

 

そして、不思議と感じる、この、

"最後"

みたいな雰囲気はなんだろう。

 

ずっと気になってて。
考えずにはいられなくて。

 

ありがたいことに
今回は2回入らせていただいたので

 

2回目は、
不思議な感覚をきちんと受け止められるように。

 

彼らの想いをきちんと見届けられるように。

 

臨んだ8日1部。

 

本当にこれはあくまで憶測で。

 

 

正解は風磨とストで変わってくるかもしれないし、

本人達にしか分からないんだけど。

 

それは大前提として、


私が感じたことは、

 

 

風磨少年の"後悔"は風磨自身の"後悔"で。

 

 

自分だけがデビューしてしまったこと。

 

 

居心地がいい仲間達の空間から
自分だけが先に旅立ってしまって、

自分以外の仲間達には、


"SixTONES"


というきちんとJr.の〇〇ではない、

名前が与えられて。

 

Jr.は詳しくないし、よく分かんないから、

過去と経緯なんて全く知らない。
でも、名前が与えられるということは

 

グループとして活動をし、
グループとして評価されていく。

 

きっと、
そんな簡単に壊れるものでもなければ
壊していいものでもなくて。

 

同じメンバーが集まっても、

風磨とJr.、風磨と仲間達ではなくて、

SixTONESと風磨になってしまう。


もちろんJr.の目標は"デビュー"であって。

それが近づいてきていることを
表してる。

 

 

そうなれば、きっと、もう

交わらないから。

 

あの頃夢を追いかけて
同じステージに立っていた仲間達は
それぞれが別の道を
歩まなければいけなくなった。

 

それはSexyZoneがデビューした時点で
決まってしまったことではあったんだけど、

 

他のメンバーにもグループが与えられた今、
明確になってしまった。

 

 

それは嬉しいことでもあり、
きっと少し寂しい想いがあったんだと。

 

 

私の元のイメージでもある、

"アイドルっぽくない菊池風磨"は

セクゾのメンバーといるよりも、

樹慎とか、仲間といる方が
たしかにしっくりきていたと思う。

 

どちらかというとセクゾでは浮いていたのは
誰もがわかっていたことだと思うし。

 

 

でも、いつまでもそんなこと言ってられないから。

 

時間は過ぎていくから。

 

SexyZoneになるという発言の裏には

まだSexyZoneにはなれていないという意味もあって。

 

だから、お互い、腹括って、前向こうぜって。

 

 

お前達といる方が居心地がいいと言った風磨くんも、

 

でも最近の腹括った風磨も好きだよと言った樹も、

 

みんなで前に進もうぜって。


そんな瞬間が


あの2時間には、


あの夏の5日間には、


あったのかなって。
憶測だけど。

 

 

最後に、わがままでもなんでも、
7人で、やり残したこと全部やってやろうじゃんって。

 

 

これが、"最後"だから。

 


そんな風に
長い反抗期を終えた風磨くんは考えたのかな、なんて。


最後にもしも叶うなら、
今日の記憶をあいつらから消して欲しいと
願った風磨くん。


いつまでも過去にとらわれていないで、

今日、7人でいた夏に、

とらわれないで、

お前らはお前らで頑張れよ。

俺は俺で頑張るから。

 


そんな風に聞こえました。


これは覚書だから確かではないんだけど、


ジェシー

"...気がする"

っていう表現を使うんだよね。

 

存在した現実はなかったかもしれない。

 

あの夏だって本当はなかったかもしれない。

 

風磨は戻ってきてなんていないのかもしれない。

 

でも、どこからかくる懐かしさが
背中を押してくれることだってある。


全ての過去が、

 

"今"のためにあって、

 

意味のないことなんて一つもないんだから、

 

後悔する必要なんてなくて。


私はこの夏、風磨くんに教わったよ。

 

今を精一杯生きる、

 

なんて言ったら月並みだけど、

 

私と関わってきてくれた人、

 

出来事、

 

良いことも悪いことも、

 

全部自分が成長するのに必要なことだったってこと。

 


もしかしたら、数年前の風磨くんなら、
山下くんや仁くんと同じ道を進む可能性だって、0ではなかったのかもしれない。

 

でも今は、きっと、違うんだよね??

 

Dreams as if you will live forever.
And live as if you'll die today.

 

 

私も、頑張って前を向いて、生きるよ。

 

最高に最強にエモい夏をありがとう。


p.s
party up!の1番おいしいところを渉ちゃんに
よこどりさせる、演出家菊池風磨くんは、
きっとJr.くんたちみんなが
それぞれ夢を掴むことを
本気で願って、応援しているんだろうな、と
そんな風に思いました。
もしも来年があるとしたら
(多分ないと思うけど)
そんなJr.くんたちのアピールを上手にしてくれるのかな、なんて青春を全てジャニーズに捧げたオタクの戯言です。