女ドルの現場には絶対に行かないと決めていたのに軽率に遠征してしまった年末の話。
2018年あけましておめでとうございます。
本当は2017年のうちに書き切って、
想いを浄化して、
年を越す予定だったんだけれど。
帰って来て早々体調崩すわ、
怒涛の6連勤が始まるわ、
しまいに全然気持ちの整理がつかないわで。
(一番の原因ここ)
2018年も明けて4日経ってしまいました。
これは、本当に、
私の主観と偏見でできているので。
ただ、2017年12月28日の記憶は
私の中でとても大切なものになったので、
書き留めておきたいと思います。
▼私が絶対に女ドルの現場に行かないと
決めていた話。
まずはここから。
単純に怖かったんです。
推しが”卒業”する現実を受け入れられるほど、
私は強くないから。
ジャニーズを好きになって15年。
幸い、自担やグループメンバーが
脱退や解散してしまった、
という経験したことがありません。
いつもメンバー仲よさそうに肩並べてる姿を
ずっと見守ることができました。
でも、女の子ってそうはいかないんですよね。
か な ら ず、
”卒業” を迎えるんですよね。
推しのいなくなった世界で、
自分の生きる術なんてものは
きっと見つからないだろうし、
推し変して心を埋めるにしても
数年かかってやっと出来るか出来ないか、
というところだと思います。
きっと、しにたい、のまいにちだと思います。
というか、こころはしんでるとおもいます。
大変。
そんな私が女ドルの現場なんて
行ってしまったら。
ハマってしまうのは目に見ているのに。
明るい未来なんて見えないんですよね。ハハ
なのに2017年、12月。
事態は急変するんですよ。
唯一女の子で好きだった
”PALET”の解散が決まるんです。
同時に、大好きだった
”一ノ瀬りとちゃん”の事務所退所
(つまりは芸能界引退)も
決まってしまうんです。
なぜか、涙が出てくるんですよ。
完全な在宅の茶の間なのに。
あれ?もしかして自分が思ってるよりも
ずっとりとちゃんのことが好きだった?
PALETのこと好きだったんじゃない??
となるわけです。
遅い。遅すぎる。
気付かないふりというものは、
するべきではありません。
▼チケットを手にいれた話
こんなことしてるの、
本当にペインターさんには
申し訳なさすぎるんだけど。
解散が発表されたときにはすでに
現場の予定は決まっていて、
チケットもさばかれてたんですよ。
だから、これで、諦めがついたと思った。
いつも通り仕事行って、
帰ってきて、お酒飲んで。
いい感じになってきたところで
Twitter開いたら、
まさか追加販売してるなんて思わないじゃん。
先日なにかのチケット買ってたみたいで、
ぴあもすぐログインできてそのまま
気づいたら購入してました。
買えてたんですよ。
酔いが冷めて冷静になった私。
「は???」
いやいや。
年末のくっそ忙しい飛行機の高い時期に….
なんてことは考えず
とりあえずホテルと航空券を確保しました。
行動力はある方だと思っています。
これが12/1の話。
▼行くまでひたすらに葛藤していた話。
はじめてが解散ライブ。
オタクからしてらふざけるな、と。
もしかしたらメンバーも、
同じこと思っていたかな。
SOLD OUTが続けば、
解散になることもなかっただろうし。
前日まで申し訳なさ、
恐怖と、
推しに会える
喜びと不安、
いろんな感情に押しつぶされそうでした。
だから重いって言われるんだよね。知ってる。
でも、時間とお金は個人の自由だから、
後悔はしない。って言い聞かせて
現場に向かいました。
とはいえ、ひとりぼっち、
心細さに変わりはありません。
▼28日当日の話。
朝からすんごいドキドキしてた。
チケットとプレゼントと手紙だけ
何回も確認して。
物販も何すればいいか
わかんないまま並んだし、
特典券何枚あればいいかわかんないから
とりあえず買ったし。
全撮もあんなあっけらかんと
始まると思ってないし。
すごかった。何もかも文化が違った。
畑違いどころかお国違いだった。
世界違い?わかんないけど。
アイドルが出てきたら
キャーってなる文化で育ってるから
メンバーが出てきて
あんなあっけらかんとしてるの
信じられなかった。
全撮の前、
本物見て泣いたなんて、誰にも言えない。
絶対に、誰にも言えない。うん。
キラキラしてて、
ひたすらにかわいいが渋滞してたよ…
私全撮の後手が震えて携帯持てなかったよ…
みんなすごい.....慣れって怖い.....
個別もりとちゃんに並ぶも
可愛すぎて上手に話せなかった…
もったいなかった…かわいい…かわいい....
ああ。このあたりで気づいてしまうんだよね。
好きだなって。相変わらず重い。どんびき。
個別終わったくらいまでは
「りとちゃんかわいいなあ~
幸せだな~えへへ~うふふ~~」
みたいなふわふわした気持ちだったのに。
ステージに出てきた瞬間、
(実は見るとこ確保できてなくて
最初からちゃんと見れなかったんだけど。)
(会場入ってすぐ始まったびっくりしたなぁ。
さすが整番最後。でもあれは酷い。)
きらっきらしてるの。
やられたとおもった。
時々定期公演の配信と動画で
見てたのとはもちろん比べる対象にも
しちゃいけないんだけど。
あの歌声と笑顔と、儚さと、
垣間見える闇すらもスパイスになって
私には堪らなかった。
見ちゃいけなかった。
見たかったけど。
見たくなかった。
結局たくさん泣いてしまったよ。
りとちゃんのコール
たくさんしようと思ったんだけど、
叫ぶと好きが溢れてしまって、
苦しくなったよ。恋かよ。(>_<)
それでもたくさん名前呼んだよ。
もう一生呼べないと思ったから。
できる限りたくさんコールしたの。
笑顔と、コールを聞いたうれしそうな顔が
忘れられないよ。
アイドルしてる、りとちゃんは本当に素敵で、
私の語彙力じゃなんていうか、
伝えられないけど。
たくさんのひとに幸せを与えられるひとだった。
もちろんほかの7人もとっても
かわいくて、かっこよかった。
闘ってた。みんな、何かと闘ってたなぁ。
だからね、帰りの全握で、絶対に伝えようと思ってたの。
「幸せになってね」って。
そしたら、その答えが
なんだと思う?
「幸せだよ」
だったんだよ????
そして言われた
「元気でね」
の一言。
私にはあまりにしんどすぎて、
その後3日間泣いて過ごしました。(実話)
卒業するアイドルが、
ファンに言う「元気でね」の破壊力。
そして、私の好きな
“アイドル 一ノ瀬 りと”が『幸せ』で
よかったという安心感。
ああ、尊い。
アイドルになってくれてありがとう。
青春を、人の幸せに捧げてくれてありがとう。
▼結局のところの話。
ここまで凄かった、素敵だったを
連発しておいて、なんなんだけど、
りとちゃんを、PALETを、
好きになってよかったのか正直わかりません。
さいごまで現場には
手を出すべきじゃなかったのかもしれないし。
でも、1枚しかない2ショも、サインも宝物で。
どれだけ考えても結局
『生まれ変わったら、
別れを受け入れられる強い子になって、
好きになった人を素直に推せる子になりたい』
っていう結論しか出せませんでした。よわい。
尊敬する。みんなみんな、
人の幸せを願えるんだ。
わたしはまだガキだから、
そんなこと出来ないなぁ
幸せになるところまで見ていたいと
思ってしまうよ。( .. )
最後のPALET8人のパフォーマンスは
圧巻だったし、
どの曲にも想いが込められてて、
でもそれと同時に
時代を感じさせられたりもして。
偉そうな口たたけないけど、
この時代の、あの日に、
あのステージを生で見られたのは
私にとっておおきな経験だったな。
もう2度と最後は見たくないと、
女ドルを推さない決意にもなりました。
さいっこうに楽しくて幸せだった。
でも、幸せが自分にとって
毒になることもあるんだって学びました。
幸せは、そう長くは続かないのです、
ってやつ。
そもそも自分の幸せしか願えないので
オタクの資格はありませんでした(´^p^`)
りとちゃんに狂わせられる人生も
よさそうだけど。
きっと想像できない
苦しみにもがくんだろうな、
私にとってきっと、
最初で最後の女ドル、
PALETの現場。
でもやっぱり、
ありがとうかな。
PALETちゃんありがとう!!!!!
アイドルになってくれてありがとう!!
みんなが幸せになりますように!!!!
りとちゃん!!
だいすきでした!!!!!